喋々喃々

新聞や雑誌で紹介されている本の記事を読んで、気になったものは手帳に書き留めるようにしています。
そうやって書き留めた本を実際に全て読んでいるわけではないのだけど、
一度書き取った本の名前は忘れないし、
また違うところでその本の評判を聞くと、ああやっぱり読まなくちゃねと改めて思うわけです。
そうしてここ数か月で何度も目にして、数か月前に手帳に書きいれた「喋々喃々」を、
金曜日の仕事帰りにふらっと買ってきました。
今読んでいる本が5巻から成る大作で、読み終わるまでにちょっと時間がかかりそうなのでそちらをいったん中断し、金曜の夜から早速読み始めました。

金曜日は最初の数ページくらいしか読めなかったのだけど、
土曜日に酔っ払って帰宅した頭でなぜか午前1時半から読み始めたら止まらない。
どんどん話に入り込んで、すっかりお酒も抜け、本気モードで読み始めたらもう本が放せない。
結局5時ころまで読んだところで、このまま一晩で読んでしまうことがもったいなくてとりあえず中断し、
そして今日日曜日の夕飯後から残りを一気に読んでしまいました。
こんなに集中して入れ込んで読んだ本は久し振り。
大きな事件が起きるわけでもなくて、主人公の日常がたんたんと描かれているんだけれど、
それがとにかく心地よくて、すいすいと心の中に入ってくるような感じでした。
素朴で、純粋で、季節感に彩られて、美味しい食べ物がたくさん出てきて、日本の下町の純朴さがさりげなく描かれていて、爽やかで、切なくて・・・。
そんなお話でした。

読後直後の今は、しっとりとした温かいものが心にあるような気がします。
本を一冊読んだだけなのに、なんだかいつもとは違う幸せな週末を過ごしたような、そんな感じかな。
それを書きとめておきたくて自己満足の「読書感想文」。
久々のブログ更新でした。
オススメ!↓

『喋々喃々』 小川 糸 著 
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by reiko-204 | 2009-06-29 01:13 | 本-読書記録 | Comments(0)


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