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イースター礼拝に参加

クリスチャンの友人に誘われ、彼女の教会のイースター礼拝に参加してきました。
「今日はイースターなので、教会内だけではなく外部の人も沢山招いて盛大にお祝いするからよかったらおいでー。若い人が中心だしきっと楽しいよ。」
と言われ、信者でもないのにいいのかしらと思いつつ、折角なのでと参加してきました。

そもそもイースターとは日本ではとても馴染みが薄いですが、
クリスチャンにとってはクリスマスと並ぶ2大行事だそうで、
基本的には家族で楽しむ祝日なのだそうです。
子供たちはエッグハントをして遊ぶのだとか。
私は全然詳しくないので詳細は書けませんが、
一言で言うと、「イエスキリストの復活を祝う日」ですね。

礼拝は、思っていたよりもとてもとてもカジュアルなものでした。
教会ではなくビルの一室で会が行われ、
賛美歌あり、パフォーマンスあり、そしてもちろんメインイベントである牧師さんのお説教あり、と盛りだくさん。
賛美歌も、エレキギター、ベース、電子ピアノとパーカッションでの演奏で、ノリノリでした。
もっとこう厳かなものを想像していたので最初はとても驚きましたが、
牧師さんをはじめ、中心となって会を作っている人たちがほんとに若い人ばかりだったので、
溢れんばかりのエネルギーが感じられました。

日本国内には、このような教会が星の数ほどあると思うし、
その教会がどのようなスタイルで毎日曜に礼拝を行っているのか知らないので比べようがないのだけど、
私が今日参加させていただいた教会は、外国人の方が大勢いました。
なので、全てのアナウンスが、日本語と英語の両方で行われていました。
中心となって会を進めているのは日本人の方だったので、
その方が何か言われるたびに、別の日本人の方が同時通訳。
もちろん、プロの通訳ではなくてその教会の会員の方です。
これがまた層が厚くて、二人の方が順番に通訳をしていました。

そして、今日のメインである牧師さんのお話。
というとすごく堅苦しいのを想像しがちだけど、この牧師さんはホントに若い人で(多分私と5コも違わない)、アロハシャツにジーンズという出で立ちで、話もjokeを交えてのお話でとてもわかりやすかった。
そのメインのお説教の通訳係りが、今日私を誘ってくれた友人でした。
もちろん彼女が英語がペラペラなのはむかーしから知っているし、
彼女が英語を話す姿を何度も何度も見てきているので今更びっくりするものでも無いんだけど、
それでも今日大勢の人の前に立って同時通訳する彼女はほんとにかっこよかった。
発音がとっても綺麗で、聞き取りやすいし、
牧師さんの言葉を瞬間的に同時通訳。
彼女の訳を聞きながら、
ああさっきの文はこうなるのか、とか、こういう角度から言えばわかりやすいのか、とか、
とにかくうんうん唸りっぱなしの30分でした。
英語→日本語より、日本語→英語の通訳の方が当然難しいけど、
なんなくこなす彼女に改めて惚れた!
かっこいい。
あんなになるにはどうすればいいのかな・・・。

今日彼女の訳でとても印象に残った訳がひとつある。
障害者の子供の話がでてきたときに、普通はhandicappedとかdisabled personとか言うんだけど、
彼女は"a child who needs a special help"というような感じの英語を使ったのです。
ちょっと感動してしまった。
handicappedはやっぱりちょっとnegativeな言い方だし。
そんな配慮をしつつ同時通訳できてしまえるなんて、憧れてしまう。

イースター礼拝に参加_c0066171_0431167.jpg会終了後は、持ち寄りのお料理を頂きました。
で、デザートであったこのチョコ。
イースターバージョンのm&m。
でもこんな板チョコ版ははじめてみたかも。
しかもすごく凝ってる。
写真は少しボケていますが、m&mのキャラクターがカゴにイースターエッグを持っているのがわかりますか?
中身もこだわっていて、普通の板チョコの中に、m&mの色とりどりな小さなエッグ状のクラッカーのようなものが入っていました。
こういう凝ったお菓子が売られる事自体が、このイースターがどれだけ大きな行事であるのかを示しているようです。

こんな具合で、私の初めてのイースター礼拝体験はとても楽しいものでした。

しかしこの礼拝に参加するために、日曜なのに朝7時過ぎに起き、
礼拝後は電車に揺られ1時間半、家に飛んで帰って、
夕方5時からバンドへ。
く、くたびれた・・・。
by reiko-204 | 2005-03-28 00:44 | 日常 | Comments(2)
Commented by amber-link at 2005-03-29 08:27
"a child who needs a special help"
とは素敵な言い回し。
アメリカ人=直球と言うわけではないんですね。
Commented by reiko-204 at 2005-03-30 00:51
いい言葉ですよね。あ、でもこれは、障害を持った子供、という日本語を日本人が英語に訳したときの言い回しなんですよー。
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