人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2014年8月に読んだ本

自分のための読書記録

ウツボカズラの夢 乃南アサ著

内容「BOOK」データベースより:
高校を出た未芙由は上京し、親戚の鹿島田家で暮らすようになるが、家族がどうも変なのだ。顔を合わせることもなく、皆、てんでんばらばら。しかし、お互いを嫌悪しているわけではない。ではこの妙な違和感は何なのか?やがて未芙由はその正体に気付く。それは、彼らの平穏な日常を変容させるものだった。ー「幸せ」を望むのは罪なのか。物語の最後に残るのは「崩壊」か「誕生」か。直木賞作家が描く、人間の欲と真実。

感想:
またまた乃南作品のリベンジ。これは、まず一言。
こわい!!!
それしか言いようがありません。
色々書くとネタバレになってしまうにで控えますが、とにかくこわかった。

そして、この人の作品にはどうしてこう嫌な人ばかり出てくるんだろうか、とまた思った。現実に、もし自分の周りがこういう人たちばかりなら、と考えてみたけれど、考えるだけで気が滅入りました。この作品、好きか嫌いかと問われれば迷いなく嫌い、と答えられる。読後の後味の悪さは秀逸。まさかそれが狙い?ちっともリベンジにならなかった乃南作品チャレンジでした。

8月はサボってしまってこの1冊しか読めませんでした。
これを書いている本日9月22日現在、今月はまだ1冊にも着手しておりません。。
このまま行くと9月は0冊かなー。
by reiko-204 | 2014-09-22 18:40 | 本-読書記録 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード


<< ルンバの配線 カルティオグラス >>