RENT 2/12/05

RENT 2/12/05 Sat. 14:00-
ORCHC rowBB seat107(rush) $20

Full Cast !!

Roger Davis/Cary Shields
Mark Cohen/Drew Lachey
Tom Collins/Mark Richard Ford
Benjamin Coffin Ⅲ/D'Monroe
Joanne Jefferson/Merle Dandridge
Angel Schunard/Justin A. Johnston
Mimi Marquez/Karmine Alers
Maureen Johnson/Kelly Karbacz
Mark's mom & others/Caren Lyn Manuel
Christmas caroler & others/Desten Owens
Mrs.Jefferson & others/Frenchie Davis
Gordon & others/Colin Hanlon
Steve & others/Enrico Rodriguez
Paul & others/Nick Sanchez
Alexi Darling & others/Mayumi Ando


今まで何度かラッシュ席で見てきた中で、今回が一番良い席!
2列目のセンターど真ん中です。
こんな席が$20なんてほんとに信じられない。もうラッシュ大バンバンザイ!!
劇場に入って入り口のキャスト表でまず目当ての役者さんを探す。
良かった、今日も出てる!これで一安心。
席についてあらためてplaybillをひらくと、いつも入っているキャスト表が挟まっていない。
あれ?フルキャストだ!!
ブロードウェイで見た初RENT以来かもしれない。
唯一の心残りはconductorがBokoさんじゃないことのみ・・・・。

前回はunderstudyのふたりしか感想を書けなかったけど、
DrewもCaryもKellyもNickも初めて見る。Enrico@Steveも初だ。
どこまで追えるかわからないけど、自分のメモ用に思い出せる限り感想を書いてみよう。

Drew@Mark
最初の印象は“小さい”。話には聞いてたけど、ほんとに小柄だ。
またRoger役のCaryがかなり長身なので
ふたりでいると身長差がすごくてちょっとアンバランス。
アイドル出身との事だけど、ちゃんと歌も歌えるし演技もちゃんとしてたし、
全体として私は彼のMarkも好き。
“大好き!大ファン!MarkはDrewじゃないと!”とまでは行かないけれど、普通に“好き”。
表情がコロコロと変わるMarkで、かわいらしかった。

Tango:MaureenでのJoanneとの絡みでは、彼のfunnyさが全面に出ていて、
自分の彼女を女に取られた可哀想で滑稽な人物像を髣髴とさせた。
またそのとった女Joanne役のMerleが、美人でスタイルもよくて
おまけに背もDrewより大分高いので、
このふたりの組み合わせがMarkとJoanneの関係をうまく演出しているように見えた。
このナンバーでのDrew@MarkのJoannne@Merleに押される様は見ていて楽しかった。
Joanneに突き落とされたり胸倉をつかまれたり・・・っていうところなど。

La Vie BohemやHappy New Yearでは、Maureenとの絡みが笑えた。

Drew@Markでとても印象深かったことが2点ある。
ひとつは、Goodbye LoveでRogerと言い争いをするところ。
「俺のことをとやかく言うお前は何様なんだ?お前も逃げてるだけじゃないか、
from facing your failure, facing your lonliness,
facing the fact you live a lie・・・」とRogerに痛いところを突かれた後の、
「Perhaps it's because I'm the one of us to survive」の台詞。
Drew@Markは、ついRogerの強い口調に乗せられて、
ひどい口調でそして嫌みったらしくこの台詞を言ったその言い方と、
その後に、一番言ってはいけないことをつい言ってしまって瞬間的にはっと我に返る顔、
そしてその後のきまづそうな申し訳なさそうな表情がすごくすごく印象的だった。
このMarkとRogerがケンカをするシーンはとても重要なシーンだと私は思っていたので、
それを表すかのようにseriousな演技がふたりの間に交わされていたのは
かなりの感動だった。

もうひとつは、MarkがWhat You Ownの最初に、
Buzzline社の人間として台詞を言う場面。
三流記者っぽく、軽いノリでおちゃらけて言って見せた後、
Oh my god! What I'm doing!!と我に返るところ、
このギャップがとても際立っていて印象深かった。
もちろん、その後のCary@RogerとのWhat You Ownもすごくよかった。
MarkとRogerがお互いに自分を取り戻すシーンのナンバーだから、
重くてシリアスなナンバーが続いていたACT2で久々にスカッとする。
ふたりのハーモニーも綺麗だった。

このDrewがかなり有名な人だそうで、でも私はアメリカの芸能関係はからっきしダメなので、
この日一緒にRENTを観劇した在NYのHさんに聞いてみた。
Drewは元98degreeのメンバーとの事。
今ちょうど話題のNewlywedsというテレビ番組に、
同じ98degree出身のお兄さんNickが出ているので、
"98degreeのDrew"というよりは、"Nickの弟"という位置づけで有名らしい。
しかもこのテレビ番組が、このNickとJessica Simpsonの新婚生活の密着取材を
何週間にもわたってオンタイムで放映しているというのだからとんでもないね・・・。

Kelly@Maureen
前回までのMaggieのMaureenがすごく好きだったので、
新Maureenを好きになれるかどうか心配だったのだけど、Kellyもとてもよかった!
Maggieとはまた違うMaureen像で新鮮だった。
基本的に、役のキャラっていうのがあってもちろんそれが崩されることは無いんだけど、
でも演じる俳優さんによってその人の個性とか解釈が入ってくるから、
そのキャラ自体も違う人のように思えてくる。それがとても楽しい。
Maggieの方がKellyより体も小さくて、ワガママいっぱい好き勝手し放題、
手のかかる天然娘という感じでしたが、
Kellyは体も大きくてちょっとブリッコ(死語?)が入っていて、
しかもちょっと賢そうなMaureenのように見えた(あくまでも私には)。

JoanneにPookieと呼びかけるところも、自分が可愛いことを知っているのに
わざともっと可愛く見せようとしてPookieと作った声で言っているような気がした。

Happy New YearでMarkにいたずら(?)をされるところでは、
Maggie@Maureenがにんやり笑って、Joanneに電話しながら
Markのいたずらにものるという小悪魔ぶり(?)を発揮していたけど、
Kelly@Maureenは、やめてよ!とMarkに詰め寄っていて
ちょっと純粋さが感じ取れたりもした。

Over the Moonも、すごく頑張って観客を盛り上げていて、
観客にMooと言わせるところでは会場全体が言うように何度も何度も盛り上げていたし、
最後のThank youの言い方がこれまたほんとに可愛いらしくわざとらしく言っていて、
全体的にお嬢様系Maureenに思えた。

Over the Moonでは自分を捨ててMaureenになり切ってヘンなことを沢山していたKellyだけど、
やっぱりLa Vie Bohemでお尻を見せるのはMaggieには敵わないかもね。
Maggieはもうこれでもか!!ってくらい惜しげもなく見せてくれるので(笑)。
でも十分満足のMaureenでした。

Enrico@Steve, waiter and others
EnricoはこれまでPaul役で見ていたけど、Steve役は今滞在が初でした。
Steveの唯一のソロ曲のWill I ? は、残念ながらいまいち。
贔屓目で見ているからだけではないと思う。

この曲は、Life Supportに出席したSteveが、
自分の存在意義についての疑問を投げかけるように歌う曲で、
人としての孤独や葛藤を示している切ない切ない曲です。
Steveとしてのソロパートは、歌詞にして表すとたったの4行しかない。
「Will I lose my dignity/Will someone care
/Will I wake tomorrow/From this nightmare? 」これだけ。
この中に前述の複雑な思いを込めて歌う曲なのです。

Justinはこの曲を本当に苦しそうに歌っていて、Steveの苦悩や孤独が伝わってきた。
最初は透明感のある声で、最後にnightmareと伸ばす音はとても力強くなる歌い方が
とても好きだったのだけど、Enricoの歌い方はちょっと物足りなかったな・・・。
でも、彼のウェイター役はとてもよかった。
Justin@ウェイターとは随分違って、かわいらしさ満載のウェイターで、
特にみんなからオーダーを取っている時にMarkがfruitね!と頼むところで
くるっと観客席を振り返っておどけた表情をしてみせるのがすごくlovelyだった。
体も小さくて女の子のようなかわいらしい顔でくるくると踊るLa Vie Bohemが
一番の見所だったかな。


Justin@Angel
前回の続きでAct2から。
Happy New Yearで、言い争うRoger, Mimi, Bennyを止めに入る時の台詞、
"People! Is this anyway to start a new year?"、
これは歴代Angelみなさん個性があってとっても好きなのだけど、
Justin@Angelはやっぱりここでもお得意のダンスを入れるのね。
この短い台詞の合間にあれだけ動くJustinがすごいったらもう。
それから最後に、Mimiに向かって、"Its's gonna be a Happy New Year"というところで、Justin@Angelは最後のYearを1オクターブ上げて歌って、
最後にyeah!と言いながら後ろに振り返って片足をくねっとあげるんだけど、
もうこれがかわいくてかわいくて。
でも元気なAngelはこれで見納めです。

Take Me or Leave Me :
びっくりするのは着替えて出てくるその早さ。
Angelはこれまでの女装を解いてパジャマ姿で出てくるから一番着替えに時間がかかる
はずなのに、早々に出てきてテーブルのセッティングを手伝ったりしていた。
早業すぎて驚いた。化粧はどうやって取ってるんだろう。洗うヒマは無いはず・・・。

Without You:
ここでのJustin@Angelは、これまでのAngelsと比べて一番つらそうな気がした。
AndyもJaiもつらそうだったけど、Jai@Angelは弱りながらもCollinsにちょっかいを出したり、
微笑みあったりしていたけど、Justin@Angelは最初から最後までつらそうだった。
それを見るCollins@MRFがほんとにつらそうで、その表情を見ているだけで切なくなった。
でもJustin@AngelはそんなCollinsの看病にも気付けないほど衰弱していた。

Contact:
Angelの最後のシーン。
Justin@Angelはどちらかというと高音中心でこのパートを歌っていた気がする。
前回のJai@Angelの方が、低音高音を織り交ぜていたので、
ああ最後に男に戻って死んでいくのかななんて思ったのだけど、
正直Justinは男として死んだのか女として死んだのかわからなかった。
でもものすごく高い声でI Love Youとう歌うその歌声にはゾクゾクきた。

あとこのJustin@Angelがすごいなあと思ったのは、最後昇天してしまったあとに、
シーツを引きずりながら舞台袖に消えていく時に、最後の最後まで気を抜かなかったこと。
自分の体は舞台袖に入ってしまっているのに、
長く尾をひくシーツの最後の部分が袖にひっこむまで、
ゆっくりゆっくり消え入るように舞台裏で歩いてたんだろうな。
最後まで見事に演じきっているJustinに感動した。

Finale:
最後にAngelが出てくると大体拍手が沸き起こるのだけど、
今回は拍手が少なかった気がした・・・。
前回がJaiだったこともあり、拍手大喝采を浴びていたのを覚えているので物足りなく思うのかも。
最後の最後にAngelが出てきて最後の瞬間をキャスト全員で迎えるところがいいところなんだから
もっと歓声があがるといいのに。

終演後:
いつの間にやらJustin@Angelにどっぷりやられてしまった。
元々キャラクターとしてやっぱりAngelが一番好きなのだけど、
一番好きな役どころに好きな役者さんが入ってしまったのだから
これはやられても仕方がないというもの。
とはいえ、彼のSteveが恋しい気持ちもあって、矛盾しているなあなんて思いつつ
終演後出待ち。
一昨日会えなかったけれど、なんとなく今日は会えるじゃないかと楽観視していたのだけど、
待てども待てども出てこなくて大ショックでした。
今日はこのあとソワレもあるのでこのままで楽屋で過ごすのでしょうか?
見落としていはいないはずなので、出てきてないと思うのよね。
ここで会えないのは大打撃です。もうあと明日しかないのに・・・。
このまま会えないまま日本に帰るのだけは勘弁・・・。
さてどうしようか・・・。





2/12/05 Sat 22:30 番外編/初・出待ちonly強行実施

今日のマチネ後にJustinに会えなかった私は、どうしても今日のうちに会っておきたくて、
無理やり出待ちだけのためにNederlanderへ行ってしまった。
さすがに出待ちのためだけに劇場に行ったことは今までなかった。
そのショウを見てもいないのに外で待っているのが気が引けるので・・・。
とはいえ最終日を明日に控え、どうしても今日中にひとめだけでも会いたい、
一言だけでも交わしたいと思い、ワガママを言って出待ちへ。
しかもこの同じ時間帯に、La Cageという別のミュージカルを見ていたので、もうほとんど賭け。
このミュージカルが終わったあとNederまでダッシュするしかない、という感じだった。
幸い劇場同士が近かったので
(とはいっても5ブロックほどあって、途中で力尽きて全部は走れなかったけど)、
息を切らしつつNederに到着したのは、ちょうどRENTが終演した直後だった。

同行者かなさんにも協力してもらい、沢山あるステージドアを分担して見張ること10分・・・。
かなさんが見張ってたドアからJustinが!なんでそっちなんだ・・・と思いつつ追いかける!
そしてそして私はようやくJustinと直にお話しすることができたのでした・・・。

去年の夏に会っていることを覚えてくれていたのかは?だけど、
とりあえず少しだけでも話ができたので満足。
いつから来ているのかと聞かれ、
「一昨日の木曜に来て、明後日の月曜の朝帰る」と答えると、
「WOW, たったの4泊のために来たの?遠いところからよく来てくれたね。
ありがとう、ありがとう」と何度も言われた。
私がRENTを見たくて来ているのに、
キャストさんにありがとうって言われるなんてなんて幸せなんだろう。
去り際を引き止めてしまったことを少し後悔しつつ、
でも嫌な顔ひとつしないで会話に付き合ってくれたJustinに感謝感謝です。
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by reiko-204 | 2012-01-19 00:00 | 観-舞台観劇記2 | Comments(0)


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