ユナイテッド93

見たもの:United93 / ユナイテッド93

ストーリー:
世界を震撼させたアメリカの同時多発テロ。ハイジャックされた旅客機が次々と主要施設自爆攻撃を行う中、テロの目的を阻止したユナイテッド93便の機内を再現したドラマ。

公式サイトはコチラ

感想:
2週間くらい前にレイトショーで見てきました。
最近忙しくて映画館も随分とご無沙汰だったけど、この映画は見なければいけないという気持ちが前からあったから。
言わずと知れた5年前の9.11事件の実話を元にした映画です。
あの日ハイジャックされた4機の飛行機の中で、唯一目的地に達する前に墜落したユナイテッド93便の、離陸直前から墜落までの機内の様子を詳細に再現していました。
事実を映画という形で残す為に、製作側は遺族から徹底的なヒアリングを行い、
膨大な情報をまとめあげてこの映画を作ったといいます。
また、時期尚早だという声や、映画そのものの製作意図を疑念視する意見もあったようだけど、
私はこの映画の存在意義はあると思うし、見てよかったとも思う。
膨大な情報量の中で、収拾がつかないまま薄れていく記憶が多い昨今、
このユナイテッド93便のみに絞った事件を映画として時系列順に追っていくことで、
この便の乗客たちがどんな状況に立たされていたのか、彼らがいかに勇敢だったか、また管制塔等の機関がどれだけパニックに陥っていたのか、そういったことを改めて知るきっかけになった。

ハイジャックされた乗客が、携帯電話等で地上の家族に連絡を取る姿を見たとき、
これが映画ではなくて本当に起こったことであることがリアルに伝わってきた。
ハイジャックされた機内にいること、助かる見込みは絶望的であること、それがわかった上で家族に連絡をして別れを告げる。
彼らの胸中を推し量る事はできない。
私達の誰もがわかりえない。
それでもその姿を見たら、涙が止まらなくなった。

自分たちの危険を顧みず、犯人に立ち向かおうとした乗客。
見知らぬもの同士が織成すその見事な連携。
FAを乗客が励ます姿。
極限状態の中で、人はここまで人間的な行動を取る事ができるのかということに感動した。
改めて彼らの勇気に敬意を表します。

5年前のテロ事件は、決して遠い国の出来事ではない。
ましてや私はテロの1週間前までNYにいて、その後他の都市へ寄って9月9日に帰国した。
よその国の出来事、と片付けられない。
改めて9.11について考え直すよいきっかけになったと思う。
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by reiko-204 | 2006-09-09 23:59 | 観-映画・テレビ記録 | Comments(3)
Commented by かなぶんた。 at 2006-09-11 22:02 x
みたいんだけど。。多分撮影方法が。。問題で。。酔っちゃうんだよね・・・
あう、、、
Commented by いずみん at 2006-09-12 21:24 x
私も911はかなり衝撃を受けた…
これをテレビで観て、NYは都会といった点で東京に似ているところもあり、平和に生活している中に突如として起こった悲劇に、もし東京だったら…と自分の身に置き換えると、対岸の火事とは思えず身の毛もよだつ思いだった。

ハイジャックされ死が確実とわかったときどんな心境だったのだろう。

私はまだこの映画を観ていないけどいろんな批判があっても遺族の方々はすごく支持していた話をきいたよ。私も上映には賛成で観てみたい。
この映画を観ることでどんなに恐ろしい事件だったか擬似体験することができ歴史とともに心に刻まれていくのだと思う。




Commented by reiko-204 at 2006-09-13 01:05
>かなさん、
ああーなるほど。酔うことなんて考えもしなかったわ私。鈍感なんだろうな。。あれも見たいんだよ、ニコラスケイジのやつ。

>いずみん、
こんにちは。コメントありがとう。

2機目が突っ込む映像をライブでテレビで見たときの衝撃は忘れる事ができません。明らかに事故じゃないって確信した瞬間でした。

遺族の方の支持は得ているみたいだよね。それだけ忠実に作られているって事ですよね。犠牲になった方の努力と勇気を知るだけで、自分の悩みなんて小さいものだと思い知らされました。いずみんが見たら感想など聞かせてね。


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