2月に読んだ本

動機
横山秀夫 著

内容:署内で一括保存される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。男たちの矜持がぶつかりあう表題作ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など殊玉の四編を収録(amazonより)。


第三の時効
横山秀夫 著

殺人事件の時候成立目前。現場の刑事にも知らされず、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とはいったい何か?刑事たちの生々しい葛藤と、逮捕への執念を鋭くえぐる表題作ほか、全六篇の連作短編集。本格ミステリにして警察小説の最高峰との呼び声も高い本作を貫くのは、硬質なエレガンス。圧倒的な破壊力であぶりだされるのは男たちの矜持だー。大人気F県警強行班シリーズ第一弾。(amazonより)


感想:
2月は警察もの2冊しか読めなかった。
たまたま手元にあったから読んだんだけど、著者は「半落ち」を書いた人だと後からわかり、道理で・・・!と思った。普通の推理小説と一味違って、主人公(警察や刑事側)が皆寂しそうで訳ありで、それと事件が重なっていくのがすごくおもしろい。特に「第三の時効」は短編集で全部で六篇あるのだけど、主人公は毎回変わるのだけど、全員同じF県警の強行班に所属する刑事で、他の作品に前作品の主人公が脇役として出てきたりするのでそれもまたおもしろい。特に、「ペルソナの微笑み」という作品の若い刑事が、子供時代に犯罪者に利用されたときの心の傷を抱えたまま刑事になり、その心理状態が刻々と描かれていて、推理小説なのに心理小説を読んでいるような気分になれて興味深かった。
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by reiko-204 | 2008-03-09 23:22 | 本-読書記録 | Comments(0)


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