カテゴリ:本-読書記録( 24 )

喋々喃々

新聞や雑誌で紹介されている本の記事を読んで、気になったものは手帳に書き留めるようにしています。
そうやって書き留めた本を実際に全て読んでいるわけではないのだけど、
一度書き取った本の名前は忘れないし、
また違うところでその本の評判を聞くと、ああやっぱり読まなくちゃねと改めて思うわけです。
そうしてここ数か月で何度も目にして、数か月前に手帳に書きいれた「喋々喃々」を、
金曜日の仕事帰りにふらっと買ってきました。
今読んでいる本が5巻から成る大作で、読み終わるまでにちょっと時間がかかりそうなのでそちらをいったん中断し、金曜の夜から早速読み始めました。

金曜日は最初の数ページくらいしか読めなかったのだけど、
土曜日に酔っ払って帰宅した頭でなぜか午前1時半から読み始めたら止まらない。
どんどん話に入り込んで、すっかりお酒も抜け、本気モードで読み始めたらもう本が放せない。
結局5時ころまで読んだところで、このまま一晩で読んでしまうことがもったいなくてとりあえず中断し、
そして今日日曜日の夕飯後から残りを一気に読んでしまいました。
こんなに集中して入れ込んで読んだ本は久し振り。
大きな事件が起きるわけでもなくて、主人公の日常がたんたんと描かれているんだけれど、
それがとにかく心地よくて、すいすいと心の中に入ってくるような感じでした。
素朴で、純粋で、季節感に彩られて、美味しい食べ物がたくさん出てきて、日本の下町の純朴さがさりげなく描かれていて、爽やかで、切なくて・・・。
そんなお話でした。

読後直後の今は、しっとりとした温かいものが心にあるような気がします。
本を一冊読んだだけなのに、なんだかいつもとは違う幸せな週末を過ごしたような、そんな感じかな。
それを書きとめておきたくて自己満足の「読書感想文」。
久々のブログ更新でした。
オススメ!↓

『喋々喃々』 小川 糸 著 
[PR]
by reiko-204 | 2009-06-29 01:13 | 本-読書記録 | Comments(0)

5月に読んだ本

・生命燃ゆ 高杉良 著

サラリーマンの熱い会社人生についての本だった。
仕事中毒人間で健康を害してしまうんだけど、そこまで仕事にのめりこむことができる主人公が羨ましく思えた。
人生をすべて賭けることができる仕事に巡り合えた幸せ、
自分の成長が会社の成長に繫がる時代に生まれた幸せ、
自分の仕事内容が世間に役立つことを目の当たりにできる幸せ・・・。

いいなあ。

素直にそう思う。



・博士の愛した数式 小川洋子 著

ずいぶん前に映画を見て、それから原作を読んだ。
いつも思うけれど、同じ作品なら映像より本の方が数倍好きだ。
映像は撮る人の主観が入るから。
本は読み手が自由に想像しながら読み進めることができるから。
この本を読んで改めて思った。


GWがあったのに2冊しか読めなかったな~
月前半はソウルのガイドブックばっかり読んでたので。。
また無駄に旅行本が増えてしまったわ。。
もう本棚に入りきらん。。
そろそろブックオフかねー。
[PR]
by reiko-204 | 2009-06-03 00:24 | 本-読書記録 | Comments(0)

6月に読んだ本

王国の崩壊 (新潮文庫)
高杉良 著

勇気凛々 (講談社文庫)
高杉良 著


会社蘇生 (講談社文庫)
高杉良 著
[PR]
by reiko-204 | 2008-07-12 18:26 | 本-読書記録 | Comments(0)

5月に読んだ本

よりみちチェコ (P-Vine BOOks)
鈴木海花、中山珊瑚 著


出口のない海 (講談社文庫)
横山秀夫 著


燃ゆるとき (角川文庫)
高杉良 著


ザ エクセレント カンパニー 新・燃ゆるとき (角川文庫)
高杉良 著
[PR]
by reiko-204 | 2008-07-12 18:22 | 本-読書記録 | Comments(0)

4月に読んだ本

アイラブヌーヨーク
アキエダユミ著


アイ ラブ ヌーヨーク (Book of dreams)

出版社/著者からの内容紹介
三十代キャリアウーマンの人生・結婚をかけた海外生活。年下のフィアンセとの甘い生活が待っているはずだったヌーヨーク……。突然の出来事に傷ついた心……。そして、優しい人々に支えられて暮らした日々。
笑って泣けて、同時多発テロ後のNYで頑張るエイリアン(在米外国人)たちの生活がわかる。
雑誌・ブログで注目のフリーライター・アキエダユミが軽快な文章で描く、笑いと涙の自己体験ストーリーエッセイ(amazonより)

直前に読んだ丸尾さんの旅行紀行本から、この本を思い出した。これも著者の体験がベースになっているエッセイで、著者の方とも面識がある。以前読んだ本だけどもう一度読み返してみた。単なる旅行体験本ではなくて、著者の仕事の話や生活スタイル、恋愛、生き方、考え方、そういったプライベートなことが赤裸々につづられているから、臨場感満載で、ハラハラしながらページをめくることができる本。ライターさんの作品だけあって文章がとても読みやすく、上手に構成されているなあと改めて思った。重い内容なのに笑える本です。



半落ち
横山秀夫著


半落ち (講談社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。

小説も一度読んだし、映画も見たのに、読み直すといろいろと細部を忘れていることに気づく。私の記憶力なんてこんなものか・・・と少し寂しくなりながら読んだ。本はもちろん面白いです。警察官の妻殺しの事件なのに、犯人であるはずの梶警部補が全然悪者に思えないところがすごいと思う。殺人犯に肩入れしながら小説を読み進めることなんてなかなか無い気がする。この梶警部補をとりまく登場人物も、彼を取り調べながらどんどん彼寄りの心境に陥っていきながら、社会的、組織的な問題で取り調べを途中で断念せざるを得ないという苦渋の決断を迫られるシーンなんて胸が痛くなります。あと最後。クライマックスはちょっと感動します。



陰の季節
横山秀夫著


陰の季節 (文春文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
警察一家の要となる人事担当の二渡真治は、天下り先ポストに固執する大物OBの説得にあたる。にべもなく撥ねつけられた二渡が周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた…。「まったく新しい警察小説の誕生!」と選考委員の激賞を浴びた第5回松本清張賞受賞作を表題作とするD県警シリーズ第1弾。


D県警を舞台に、短編が4-5本入っていた気がします(読んだのが結構前なので忘れてきた)。最初のエピソードの主人公が、それ以降の話にも脇役として出てきてその後の近況が垣間見れるのも面白いところ。警察小説だけど、血なまぐさい事件は無く、哀愁漂う人間的な事件が多くやるせない気持ちになった。



ハッピーハッピーニューヨーク-新・女の子による女の子のための待ち歩きガイド
ハッピーハッピーニューヨーク取材班編集


ハッピーハッピーニューヨーク―新・女の子による女の子のための街歩きガイド (ガールズ・トラベラーズ・ファイル)

8年前に出た本の第2弾。普通のガイドブックとは一味違って、ただいろいろ紹介するだけではなく、実際に取材に当たった人が体験の主観が盛り込まれているところが参考になる。客観的なものの見方だけでは、資料を読んでいるのと同じで、結局は何を見ても同じ。個人の人がどういうものを見て、どういうものを食べて、何を体験して、それをどう感じたか。それを知ることは単純に楽しいし、その意見をどこまで参考にするかは個人判断。そういう意味で、ガイドブックではないNYのエッセイ本や、他の人の旅行記、ブログなどが大好きなのだけど、この本はそういう口コミ系の情報を書籍化したものだと思う。NY関連の書籍ばかり増えて、これ以上買ってどうするのという感じなのにやっぱりついつい買ってしまった。
[PR]
by reiko-204 | 2008-05-18 13:08 | 本-読書記録 | Comments(4)

3月に読んだ本

風が強く吹いている 
三浦しをん著


小説:風が強く吹いている
漫画:風が強く吹いている 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)

内容(「BOOKデータベースより」):
箱根の山は蜃気楼ではない。襷をつないで上っていける、俺たちなら。才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。たった十人で。それぞれの「頂点」をめざして…。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた書下ろし1200枚!超ストレートな青春小説。最強の直木賞受賞第一作

このところ企業小説や警察小説等のシリアスな本が続いていたので、この本がものすごく新鮮に思えた。物語は箱根駅伝を目指す大学の駅伝部。走ることさえ知らないメンバーを含め、たった数ヶ月で駅伝部を結成し、予選大会を勝ち抜き、箱根を走るまでの物語。メンバーそれぞれに焦点を当て、ひとりひとりが個性豊かに描き出されていてとてもさわやか。小説だからちょっと非現実的なところはもちろんあるけれど、それでもすごく楽しめる。物語の前半は、駅伝部結成からメンバーそれぞれが苦悩に打ち勝って本気で箱根で走ろうと決心するところまでが描かれていて、後半はほぼずっと箱根駅伝の中継となっています。第1区から第10区まで、その区間を走る選手の目線で話しが進んだり、応援するほかの選手の話になったり。他の大学を抜いたり抜かれたり、このあとどうなっていくのかどんどん目が離せなくなります。そうなるともう本を置くことができなくて、帰りの電車の中で読み始めたら止まらず、家についても何もせず夜中の2時まで読み続けたほど。電車の中での立ち読みはもちろん、駅のエスカレーター乗車中まで本を読んだくらいはまったのは久々でした。読後もとても清清しいし、楽しく読めるので万人にお勧め。

この本が最近漫画になって、少年誌に連載されているらしいと聞き、早速発売された漫画の1巻を買ってみました。もちろん漫画もおもしろいけど、小説ほど詳細まで書ききれないのでやっぱり原作だな。




BLOW OUT! 湖底トンネル爆発
トーマス N スコーシア、フランク M ロビンソン著


湖底トンネル爆発! (新潮文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
航空機がテロの標的としてあまりに危険になったため、米政府は地下にトンネルを巡らし弾丸列車を通す計画を立てた。最大の難所、ミシガン湖底の工事が、もう完成間近だった。しかしコンピューターの予測する地層が、実際と全く違う。無理な工期の短縮もあって、現場は大混乱だった。案の定、爆発事故が続き、奇蹟的に生き残った人々は、深さ400フィートの湖底に閉じ込められた…。

これはかなり久々に読んだ日本人ではない人の作品だったので、すごく読みづらかった・・・登場人物の名前が覚えられない!みんなカタカナで。昔からカタカナは苦手。英語は好きなのにカタカナがだめなの?とよく面白がられるのだけど、英語はアルファベット表記だからわかりやすい。アルファベット表記にしても漢字にしても、字面でビジュアル的に頭に入るから。でもカタカナは一向にだめです。全部一緒に見える。なので昔から地理とか世界史の類は大の苦手でした。あ、話が脱線。この本。これは登場人物がものすごくたくさんいて、おまけに本文中や登場人物の台詞中で、姓が使われたり名が使われたりと統一性がないので余計に混乱。たとえば、

「ようジョン、元気かい?」
「スティーブ!久しぶりだな」
このウェールズというやつは大学時代の友人で・・・

などという書き方なので、ジョン・ウェールズなのか、スティーブ・ウェールズなのか一瞬でわからない。そういう人が何人もいるので、すべて把握して本を読む(=流し読みができない)私は、この人誰だっけ、と思うたびに前のページに戻ってこれまでどういう記述があった人だったかと探さなくては気がすまないので、なかなか前に進まずイライラ。しかも話の内容がとてもマニアックでトンネル建設に携わる人の専門的な話になっており、しかもそれが翻訳されているのでどことなく不自然で、何度も途中で読むのをやめようかと思うくらい読みにくかった。とはいえ、それも慣れで、半分くらいを越すとどんどん面白くなっていってこれまた止まらなくなったけど。スタートダッシュが遅く読みきるのに3週間くらいかかったけど、読後の感想は上々。疲れたけど・・・。




世界一周放浪の旅(アジア編)
丸尾克弘著


世界一周放浪の旅 (アジア編)

この本の著者は友人(といってももう何年も会ってないけど)。本を出したからよかったら読んでみて、と連絡をもらったので買ってみました。自費出版だそうだけど、いつも行く本屋の本棚にちゃんとあって、ちょっと感動でした。5年くらい前に知り合って、そのあと数ヶ月一緒に遊んだり飲みに行ったりしたグループの中のひとりの人で、その時にもバックパッカーで何ヶ月も旅行してたんだよ、という話はちらほらとは聞いていたけど、この本を読んで、そんなに過酷な旅だったのか!と改めてびっくりした。言葉もできずお金もほぼない状態で1年間旅をしたっていうんだからその勇気に脱帽。アジアが好きな人、バックパック旅行を予定している人にはすごく参考になるんじゃないかなと思う。この人の経験談を読むと、そんなこともできるんだ、と勇気がわくこと間違いなし。
[PR]
by reiko-204 | 2008-05-05 00:00 | 本-読書記録 | Comments(6)

2月に読んだ本

動機
横山秀夫 著

内容:署内で一括保存される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。男たちの矜持がぶつかりあう表題作ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など殊玉の四編を収録(amazonより)。


第三の時効
横山秀夫 著

殺人事件の時候成立目前。現場の刑事にも知らされず、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とはいったい何か?刑事たちの生々しい葛藤と、逮捕への執念を鋭くえぐる表題作ほか、全六篇の連作短編集。本格ミステリにして警察小説の最高峰との呼び声も高い本作を貫くのは、硬質なエレガンス。圧倒的な破壊力であぶりだされるのは男たちの矜持だー。大人気F県警強行班シリーズ第一弾。(amazonより)


感想:
2月は警察もの2冊しか読めなかった。
たまたま手元にあったから読んだんだけど、著者は「半落ち」を書いた人だと後からわかり、道理で・・・!と思った。普通の推理小説と一味違って、主人公(警察や刑事側)が皆寂しそうで訳ありで、それと事件が重なっていくのがすごくおもしろい。特に「第三の時効」は短編集で全部で六篇あるのだけど、主人公は毎回変わるのだけど、全員同じF県警の強行班に所属する刑事で、他の作品に前作品の主人公が脇役として出てきたりするのでそれもまたおもしろい。特に、「ペルソナの微笑み」という作品の若い刑事が、子供時代に犯罪者に利用されたときの心の傷を抱えたまま刑事になり、その心理状態が刻々と描かれていて、推理小説なのに心理小説を読んでいるような気分になれて興味深かった。
[PR]
by reiko-204 | 2008-03-09 23:22 | 本-読書記録 | Comments(0)

1月に読んだ本

明日はわが身
高杉良 著


ストーリー:エリートコースを歩むトーヨー製薬の小田切健吾は、上司の村富が派閥抗争に敗れたため左遷された。そして一年。ストレスから胃潰瘍をわずらい、輸血による血清肝炎にもかかった小田切に、退職勧奨と婚約解消が伝えられた。四面楚歌の中、やがて職場復帰した小田切に周囲は冷淡だった。そんな時、NY赴任中の村富からある勧誘が・・・。会社の非情とサラリーマンの苦衷を描く傑作企業長編(徳間文庫背表紙より)

高杉良さんの企業小説を何冊か読んできたけど、この本の主人公は珍しく若手で、ちょうど今の私自身と同じくらいの年代設定だったのでより親しみがもてた。話は結構悲惨で、病気で長期欠勤を余儀なくされたサラリーマンの苦労や苦悩が現実味を帯びてい少しこわい。暗い話なんだけど、周りに出てくる人たちが個性的でいい味を出しているのでそこまで悲壮感が漂っているわけでもなかった。



対決
高杉良 著

ストーリー:中央化学工業社長・島崎が急逝した。社を牛耳り、“天皇”と畏れられる組合委員長・久保田剛造は、自身の勢力確保のために、メインバンクからの出向人事をゴリ押しする。一方、社の前途を憂う前社長・吉川は、久保田に半期を翻し、通産省OBの三田佳夫えお次期社長に据え、若手ホープ・小津頼介を三田の懐刀に迎えた・・・。トップ人事を巡る裏工作がめまぐるしく展開する迫真の経済長編(新潮文庫背表紙より)。

これもモデル企業があるんだろうか。あったとしたら恐ろしい。組合委員長のあまりもの酷さに読みながらイライラ感が募った。

たとえ病むとも
重兼芳子 著

内容:癌の告知はつらいことではあったが、ホスピスボランティアの経験がどれほど癌の恐怖から私を救ってくれたか・・・癌の告知から2年半、絶筆となった本稿は、弱さや寂しさを優しく包み込んで人々の心に希望の光を点す。(amazonより)

主婦作家として活躍していた著書が突然受けた癌の告知。その直後の手術から術後の生活、そして再発までを振り返りながらのエッセイ。闘病の最中にいた著者がその時その時の思いをつづったものであるにもかかわらず、一般的な「闘病記」とは少し異なっていて、読後に清清しささえ感じた。著者の死に関する考え方がはっきりと出ていて、それがとても新鮮だったからかもしれない。死とは恐れるものではなく、受け入れるものであるとの考え方、そして重篤な病の末期を過ごすことは、単に延命することではなく、人間が人間として人間らしく穏やかな生活を送れる場所で過ごすべきであるという考え方が、ただの思想ではなく、ご本人自身がそうして最期の時間を過ごしていらした様子を読むことで、現実味を帯び、心に素直に入ってきた。本の中盤で「絶筆」との記載が出てきた時は、思わず息を呑んだほど衝撃だった。とはいえ、自分自身や自分の大切な人がこういう状態に陥った時、同じように考えられることが出来るかといったら、出来ないだろうな。いろいろと考えさせられた。
[PR]
by reiko-204 | 2008-02-11 00:01 | 本-読書記録 | Comments(4)

2007年4月以降に読んだ本

去年のはじめに、読んだ本の記録をつけようと思っていたのに3月以降すっかりさぼってました。とりあえず思い出せる限り書き出してみよう。そして今年はちゃんと記録をつけよう・・・。

シリウスの道(上・下)
藤原伊織著
ストーリー:大手広告代理店・東邦広告に勤める辰村祐介には、明子、勝哉という幼馴染がいた。この3人の間には、決して人にいえない、ある秘密があった。その過去が25年を経た今、何者かによって察知された・・・。緊迫した18億円の広告コンペの内幕を主軸に展開するビジネス・ハードボイルドの決定版、ここに登場。(amazonより)

藤原さんの作品は、主人公がいつも少しアウトローで、人生に対してどこか投げやりになっていて、でもとても頭がキレる、そんな人が多い。でも皆とっても魅力的。ご自身に近しい人をモデルにしているのか、或いはご自身がそういう方だったのか・・・。ちょうどこの本を読んでいる時に亡くなられた聞きました。ご冥福をお祈りします。


てのひらの闇
藤原伊織著

ストーリー:
飲料会社宣伝課長・堀江はある日、会長石崎から人命救助の場面を偶然写したというビデオテープを渡され、これを広告に使えないかと打診されるが、それがCG合成であることを見抜き、指摘する。その夜、会長は自殺した。堀江は20年前に会長から受けたある恩に報いるため、その死の謎を解明すべく動き出すが・・・。(amazonより)

この作は展開が速くて、それにあわせるように数日で読んでしまった。悲哀を背負った主人公がとにかく魅力的。いくつもの謎がどんどん解かれて過去が明らかになってくる過程ではゾクゾクした。



勝海舟1~4(全6巻)
下母沢寛著

一昨年、「坂本竜馬1~8」を読み、昨年「燃えよ剣」を読んだので、次は幕府側の人物伝を読もうかな、と選んだ作品。が、この下母沢寛さんの文体がとてもユニークで非常に難しい。4巻まで読んだけどなかなか慣れず、最後2冊をどうしても読み進められなくて現在お休み中・・・。そのうち読むかも?


大脱走―スピンアウト
高杉良著


ストーリー:
昭和54年4月、IHI社長、真藤亘は造船不況による経営責任を取って辞任した。第一勧銀取締役からIHIに転出してきた下山専務はコンピューターの外販事業から全面的撤退を表明。造船部門のソフトウエアを事業化し、外販事業を軌道に乗せた情報システム室のリーダー碓井優は退社を決める。彼の情熱にひかれ、行動をともにした80人の部下に支えられながら旗揚げした「コスモ80」の闘いを描く実名企業小説。

企業名が実名で描かれており、しかも実際に起こったことだというから、圧倒されてしまう。企業を興そうとする人の魅力が存分に描かれていて、「スピンアウト」する人たちの気持ちが伝わってくる。企業戦士の話だけど、青春ものだと思った。



本因坊殺人事件
内田康夫著


ストーリー:
40年前の初恋の女性に、「あなたに逢えたから、いつ死んでもいい」という言葉を遺し、対局先の鳴子温泉で死亡した高村本因坊。さらに奥多摩渓谷では記録係務めた親宮三段の死体が。対局中の不可解な仕草、試合後の謎の行動・・・。一体、高村は何を伝えたかったのか。新聞記者・近江俊介と若手棋士・浦上彰夫が謎の連続殺人に挑む傑作ミステリー。(amazonより)

久々のサスペンスもの。面白かったけど謎解きに将棋の話が出てきて理解するのに時間がかかった。


1ヶ月に1冊のペースだなあ。
移動時間や外でのちょっとした空き時間に読むだけなのでなかなか進まないけど、
今年は1.5冊/月 くらいのペース読めればいいな。


追記

コレも読んだんだった。
ドラマを見た後だったから5月ころ・・・かな?

華麗なる一族 上中下
山崎豊子著

[PR]
by reiko-204 | 2008-01-23 00:10 | 本-読書記録 | Comments(0)

踊るニューヨーク Beauty Quest

踊るニューヨーク Beauty Quest
竹内玲子著

ニューヨーク在住のグラフィックデザイナーであるリンコさんのエッセイ本5冊目。
これもNY旅行直前に突然買って読んだもの。リンコさんの新刊が出ているとは聞いていたのだけどずっと買いそびれてたものを、旅行直前に頭がNYモードになっていたときにふと思い出して本屋に走りました。それも会社の昼休みに買いに行った・・・時間がなくて。で、電車の中などで無理やり立ちながら読んで出発に間に合わせました。この人の文章はとても読みやすくて、著者本人の目線でNYの話題が明け透けに披露されるので、面白いだけではなく普通のガイドブックよりずっとためになる。リンコさんの本に書かれてあった場所やカフェ、お店、食べ物などはかなりの数をトライしてみたけど、やっぱり一番インパクトがあったのはパーコー大王。今は亡きパーコー丼だけど・・・。

さてこの5冊目はBeauty Quest というタイトルどおり、「NYで綺麗になる」体験記がつづられています。エクササイズ、メイクオーバー、ヘルシーフード、癒し、買い物と5つにカテゴライズされていて、それぞれリンコさん+お友達がいろいろなことに挑戦する様子が事細かに書かれていてとても興味深い。NYでのヨガやピラティスの話題などノーマル(?)な話題も楽しいのだけど、眉毛のタトゥーとか、歯のホワイトニングなどあまり聞かない話題に興味津々でした。ローフードの料理体験教室もおもしろかったなー。あとフレッシュフルーツジュースバーの項もすごく気になって、お店に行って見たいとメモったものの今回は行けずじまい。いつか行こう。

しかしNYという話題だけで5冊も本を出してしまうリンコさん。ネタもつきず毎回楽しいのがファンには嬉しいところ。そんなリンコさんと実は同じ名前(漢字)の私。リンコさんにあやかって本が書ければいいな。いつか。
[PR]
by reiko-204 | 2007-03-30 00:34 | 本-読書記録 | Comments(6)