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6月に読んだ本

6月に読んだ本

・オリンピックの身代金 上下 奥田英朗 著

内容(「BOOK」データベースより):
昭和39年夏、東京はアジア初のオリンピック開催を目前に控えて熱狂に包まれていた。そんな中、警察幹部宅と警察学校を狙った連続爆破事件が発生。前後して、五輪開催を妨害するとの脅迫状が届く。敗戦国から一等国に駆け上がろうとする国家の名誉と警察の威信をかけた大捜査が極秘のうちに進められ、わずかな手掛かりから捜査線上に一人の容疑者が浮かぶ。圧倒的スケールと緻密なディテールで描く犯罪サスペンス大作。

感想:
2020年東京オリンピック開催が決定した今、この本の内容が現代でもそのまま通用するのではと思える興味深い一冊。舞台は1964年のオリンピック開会式直前の数ヶ月間。オリンピックそのものをターゲットにテロ活動を行う東大大学院生の話なのだけど、テロを起こすに至る経緯がとても切ない。犯人を応援したくなってしまう。そんなお話。特に下巻に入ってからは展開が早く続きが気になって一気に読んでしまったけれど、上巻が多少読みづらかったのは、ストーリーが複数の登場人物の目線で描かれているのはいいとして、時系列になっていない構成故かな。作品としてはそれがいいのかもしれないけど、読者としてはえーっと今はいつだっけ?って思いながら前を見返すことが多くてちょっと面倒だった。


笑う警官 佐々木譲 著

内容(「BOOK」データベースより):
札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。遺体の女性は北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査と判明。容疑者となった交際相手は、同じ本部に所属する津久井巡査部長だった。やがて津久井に対する射殺命令がでてしまう。捜査から外された所轄署の佐伯警部補は、かつて、おとり捜査で組んだことのある津久井の潔白を証明するために有志たちとともに、極秘裡に捜査を始めたのだったが…。北海道道警を舞台に描く警察小説の金字塔、「うたう警官」の文庫化。

感想:
とても読みやすい本。話しそのものが事件発覚の日から翌日午前9時までという短時間を描いたものなので、その短時間の中で話がどんどん展開して行く様はスピーディでとても小気味いい。警官の有志チームが真相究明のため次々と事件解決の手がかりを掴んで行くのだけれど、そのチームをまとめてどんどん指示を出して行くリーダーの頭の回転の速さにびっくり。こんな上司がいたらどんな職場でも大人気だろうな〜なんて思いながら読んだ。


警察庁から来た男 佐々木 譲 著

内容(「BOOK」データベースより):
北海道警察本部に警察庁から特別監察が入った。監察官は警察庁のキャリアである藤川警視正。藤川は、半年前、道警の裏金問題の為に百条委員会でうたった(証言した)津久井刑事に監察の協力を要請した。一方、札幌大通署の佐伯刑事は、ホテルでの部屋荒らしの捜査を進めていた。被害者は、すすき野の風俗営業店で死んだ男の父親だった。大通署に再捜査の依頼の為、そのホテルに泊まっていたのだという。佐伯は、部下の新宮と事故現場に向かうのだが…。『笑う警官』に続く道警シリーズ第二弾。

感想:
「笑う警官」の続編。色々な事件が同時進行で動いていながら、最終的にひとつの大きな事件へと繋がっていく様子が面白い。これも読みやすくて一気に読んでしまった。

6月は上記4冊。
6月下旬から読み始めた本があまり面白いとは言えず、今だに読んでいます。。かれこれ3週間目かも。そういう意味では上記4冊は全部アタリでした!
by reiko-204 | 2014-07-07 11:50 | 本-読書記録 | Comments(0)


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