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2人目出産レポ⑤

前回の続き


赤ちゃんが出てきた時、涙は出なかった。

ああ出た、ああ終わった、ああ泣いてる、良かった、

そういう気持ちだったかな。

頭上で夫が「がんばった!」と言っていてそれが嬉しかった。


生まれてきた赤ちゃんは、出てきたその瞬間から泣いていて

簡単にタオルで拭かれただけの状態で私の胸の上に運ばれてきた。

赤い、というか赤黒い肌で顔をくしゃくしゃにして泣いていて

客観的に見れば生まれた直後の赤ちゃんって全く可愛くはないと思うのだけど、

でも出産を終えたばかりの私には可愛くて可愛くて仕方がなかった。

赤黒い小さな生き物。

でもちゃんと手があり足があり顔があり大きな声で泣いている物体。

今の今まで私の体の中に居たなんて思えない。

ちゃんと人間の形をしていていて呼吸して生きてる。

すごいなあすごいなあ。


そんなことを思っていたら、分娩後の後処置が始まった。

これがまた痛くて痛くて・・・!

一人目出産時は、産後の処置はあまり痛みを感じなかったのだけど、

今回は非常に痛かった。

処置をしてくれたのはS先生ではなく男性の先生で

かなり荒っぽいというかなんというか

色々引っ張られたり押されたりそういう動作一つ一つがちょっと手荒い印象だった。

会陰も裂けたようで縫われたのだけど、ほぼ痛みを感じなかった前回に比べ

今回は一針一針悶絶するレベルで痛い。

痛くて体が強張り動いてしまうので、胸の上にいる赤ちゃんが落ちないか怖くなって

そう伝えると、赤ちゃんは身体測定するために連れて行ってくれた。

後処置はかなり時間がかかった。

その間、ほぼずっと痛かった。

もちろん陣痛よりはマシなんだけど、でも痛かったなあ。。

冷静に考えると、お股を縫われてるんだから痛くないわけが無い。


処置が終わって、体を拭いてもらっている時に、胎盤を見せてもらった。

もうこんなもの見る機会はないだろうと思って。

思ったより大きくて、こんなのがお腹に入ってたんだなあとしみじみ。


新しい病衣に着替えさせてもらい、赤ちゃんもコットに入れられ運ばれてきた。

この後2時間ほど安静にしていなければならず、

LDR室ならそのままそこにいれたのだけど

ハイリスク分娩室は1室しかないので、すぐに退室しなければならず、

ベッドに乗ったまま大部屋へ移動しそこで安静にするらしい。

大部屋に入ってしまうと、家族が入室できないので

助産師Yさんが気を利かせてくれて、

数分ならここにいてもいいのでご家族の方に来てもらいますか、

と言ってくださったのでお願いした。

家族と赤ちゃんが同じ空間にいることはできないので、

赤ちゃんが新生児室に運ばれて行ったあと、

別室で待機していた夫と両親、妹、そして息子が部屋に入ってきた。


今日の明け方ぶりに見る息子。

たった半日離れていただけなのに、ぎこちない態度で、祖母に手を引かれて入室してきた。

ママー!と駆け寄ってきてくれるかと思ったのに、

祖母と手をつないで祖母の後ろに隠れながら・・・

どうしたの、息子君、おいで!と声をかけるとしがみついていた。

彼は彼なりにこの病院の異様な空気を感じていたのかなあ。

2歳11か月で、彼はお兄ちゃんになりました。


少し会話して、私はすぐに大部屋に移され、

家族は新生児室の窓越しで赤ちゃんに面会し、そのまま帰っていった。

大部屋にいる私の元に赤ちゃんが運ばれてきて、いわゆる初乳を飲ませる。

つい1~2時間前に生まれてきたばかりなのに、

まだ目もつむっていてほとんど開いていないのに、

一生懸命口をパクパクしてお乳を飲もうとしていて

ああすごいなあ可愛いなあ、

わたし、ほんとにこの子を産んだんだなあ・・・と感慨にふける。


=====


この後すぐに夕飯が運ばれてきて、出産当日が終わるのだけど

出産当日の夜から入院中のこともまた別途記録しておこうと思うので

なんとなく続く。



それにしても、予想外の長文になりました。

記憶はすぐに薄れていってしまうから、

細かいことでも覚えていることは全て文字におこしておこうと思って書き進めるうちに

思った以上に長い出産記になった。

でもこの2度の出産は、私にとってかけがえのない経験で

これからもずっと覚えておきたいことだから

自分のための備忘録として

出産当日から4か月が経ってしまったけれど

なんとかここにこうして記すことができて良かったと思っている。



by reiko-204 | 2020-06-27 22:00 | 産-出産レポ | Comments(0)
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